バレンシア FAQ
Comida
- 食
- 〔写真〕 朝食
- スペイン人の朝食は軽く、人によってはコーヒーだけという場合も。
- 〔写真〕 トルティージャ (スペイン風オムレツ)
- 日本人が握り飯(おにぎり)を「おふくろの味」と思うように、スペイン人が故郷を離れるとトルティージャを懐かしがるそうです。ジャガイモを入れて、固く焼き上げます。上手に焼き上げるコツは、何度もひっくり返すこと。
- バルでは、たいていのところで置いています。パンを数斤つけてくれるので、小腹が空いたときにぴったり。
- 〔写真〕 ボカディージョ (スペイン風サンドイッチ)
- スペインでお弁当といえば、これ。小振りのフランスパンを半分に割り、間に生ハム(ハモン・セラーノ)とケソ(チーズ)を挟みます。
- これまた多くのバルで注文できます。持ち帰りにしたい場合、パラ・ジェバール(para
llevar)と言うと、アルミホイルでくるくるっと包んでもらえます。
- 代表的なチェーン店が2つあります。これは黄色い看板のパンス(Pans)にて。セットで約5ユーロ。ちなみに、スペインのファンタ・リモン(Fanta Limon;レモン)やファンタ・ナランハ(Fanta Naranja;オレンジ)には果汁が入っています。果物が安いスペインならでは。あと、セルベッサ(cerveza;ビール)も選べます。ビールは清涼飲料水扱いされているので、昼間っから飲んでいる人はたくさんいます。
- 〔写真〕 パタータス・ブラーバス
- ポテトに注目していただきたいのですが、細切りのフレンチ・ポテトではありません。これがパタータス・ブラーバス。アリオリ(alioli)という、ニンニクの風味をたっぷりと効かせたマヨネーズをかけたもの。美味しいので、どうぞお試しあれ。
- 〔写真〕 生ハム売り場
- 「軒先に干し肉がぶら下がっていた」と言われたことがあったので、生ハム(ハモン・セラーノ)の元の状態をお目にかけます。これは、スーパーの肉売り場にて。
- 〔写真〕 レストラン “El Generalife”
- 〔写真〕 バレンシア風パエージャ (El Generalife)
- パエージャ(Paella:スペイン風炊き込みご飯)は、パエジャ、パエリャ、パエーリャ、パエリアとも呼ばれます。日本語にどう置き換えるかというだけの違い。ここバレンシアが発祥の地です。これは、ビルヘン広場にあるレストラン「エル・ヘネラリフェ」のもの。私は、ここのパエージャがいちばん好きです。昼の定食でも出していることが多いので、1人でも注文できます。
- 〔写真〕 バレンシア風パエージャ (ラ・マタンデータ)
- こちらが、より正しいバレンシア風。カタツムリ(Caracol;カラコル、エスカルゴ)が入っています。最近はカタツムリが嫌いな人も多いらしく、入っていることの方が珍しいです。あと入っているのは、ウサギ(Conejo;コネッホ)、白豆、インゲン。
- 〔写真〕 バレンシア風パエージャ (市役所広場前の某店)
- 〔写真〕 バレンシア風パエージャ (海沿いの某店)
- 〔写真〕 バレンシア風パエージャ (トレス・セパス)
- 〔写真〕 レストラン “NECO”
- 市役所広場から東側に少し行ったところにあるレストラン『ネコ』です。地中海ビュッフェの店でして、バイキング方式で食べ放題です。それで約13ユーロとお値頃。そのため、めずらしく食事時には行列が出来ます。サラダが数種類あるので、旅行中に野菜不足を感じたら此処で補給していきましょう。もちろん、デザートも食べ放題。アロス・コン・レチェ(Arroz con leche)という、お米を牛乳で甘く煮込んだお菓子が置いてあったら、お試しあれ。
- 〔写真〕 フィデウア
- 『ネコ』にて。お米の代わりに細切りパスタを使って作る、海鮮風パエージャをフィデウア(Fideua)と呼びます。
- 〔写真〕 “Daniel”のオルチャータ
- オルチャータ(Horchata de Chfas)とは、カヤツリの地下茎をすりつぶして作る夏の飲み物。スペイン全土で飲むことが出来ますが、主にバレンシアの郊外で栽培されています。アーモンドと豆乳を混ぜたような味で、大変説明しにくいので、実際に飲んでみてください。なお、栄養価(カロリー)も結構高めだそうです。
- この写真は、バレンシアの北の郊外、パルマレッ駅(Palmaret)の向かいにあるダニエルというお店のもの。オルチャータの専門店で、かの画家サルバドール=ダリも訪ねてきたとか。奥にあるのは、ファルトン(Farton)というパンのようなお菓子。オルチャータに浸して食べるのが通。
- 〔写真〕 “El Siglo”
- 市内でもオルチャータの店があります。市役所広場からレイナ広場へ進んでくると左手に塔があるのですが、その近くにある『エル・シグロ』が有名。
- レイナ広場には『バロール』(Valor)というチョコレート専門店があり、こちらも有名です。
- 〔写真〕 チョコラテ
- 『エル・シグロ』にて。冬場だったので、チョコラテ(Chocolate)を。要はホット・チョコレートなのですが、濃度の高さが特徴。餅が溶けてどろどろになったお汁粉(ぜんざい)ぐらい。食後の水は必需品。
- 一緒に食べているのは、ブニュエロというスペイン風ドーナツ。ミスタードーナツで売られている「ハニーチューロ」は、これが元になっています。
- 〔写真〕 ブニュエロ (スペイン風揚げドーナツ)
- ブニュエロは、ファジャス(サン・ホセの火祭り)に付き物。屋台がたくさん出て、様々な形のものを食べさせます。
- 〔写真〕 クリーム入り チューロ
- これは、レイナ広場にあるお店で。中にクリームが入っています。
- 〔写真〕 12粒のブドウ
- 年越しの瞬間、鐘の音にあわせて葡萄を12粒まる飲みする習慣があります。ごていねいにも種を抜いて12粒パックにしたものを売っていたりします。
- 〔写真〕 ロスコン (Roscon de Reyes)
- 1月6日に食べる、王冠をかたどったお菓子。人数分に切り分けて食べます。中に小さな人形が入っており、その人形を引き当てた人には幸運が訪れるといいます。あと、ソラマメも入っていて、こちらを引き当てると支払いが待っているらしい(後者についてはスペインに詳しい人の間でも諸説があり、定かではありません)。
established : 17/Feb/2003
もどる